クリスマスの季節となり、街がイルミネーションで華やいでいます。
クリスマスの花といえばポインセチアと言われます。
ポインセチアという名前の由来と、クリスマスの花とされるようになった由来を調べてみました。
ポインセチアという名前は、アメリカの初代駐メキシコ大使であるポインセット氏の名前に由来しています。ポインセット氏は、メキシコで自生していたポインセチアを見つけ、帰国の際にアメリカに持ち帰り普及させました。ポインセチアが日本に伝わったのは、明治時代です。
ポインセチアがクリスマスの花とされるようになった主な由来の1つが色です。クリスマスによく使用される赤・緑・白の3色はクリスマスカラーと呼ばれ、赤は「キリストの流した血の色」、緑は「永遠の命や愛」、白は「純潔」を表します。葉が赤と緑、樹液が白のポインセチアは、まさにクリスマスにぴったりの植物です。 また、花や苞(ほう)の形がベツレヘムの星を連想させることや、「聖夜」という花言葉を持つことも、ポインセチアがクリスマスに使用される理由であるとされています。